povo2.0ユーザにとっては、大変悲しいお知らせです。

povoのトッピング「データ使い放題」は、これまで「期間満了日の23時59分59秒まで」利用できたのですが、2024年9月17日購入分から「期間満了時刻まで」に変更されることが明らかになりました。

ルール改定の解説

povo2.0の「データ使い放題トッピング」は330円で24時間＋翌日中、使い放題になる優れたトッピングです。

理屈の上で、最大47時間59分59秒使いたい放題になります。

こちらのトッピングは今回のルール改定を受けて、しっかり24時間のみ使いたい放題になるということなります。

実質的には「値上げ」と捉えることができるでしょう。

KDDI側としては当初から24時間と言ってきたので、それほど悪口を言われる筋合いはないのですが、「データ使い放題トッピング」を愛用してきた私としては劣化したと言わざるを得ません。

私自身、特に金曜日の深夜、日付が土曜日になる頃に「データ使い放題トッピング」が土曜日と日曜日の２日間使い放題になるという安心感は非常にお得感と納得感がありました。

povo2.0の目玉サービスが「データ使い放題トッピング」であったとさえ理解しています。

しかし、これからは土曜日と日曜日に「データ使い放題トッピング」をそれぞれ買わなくてはならないこととなり、povo2.0の使い勝手が悪くなったなと捉えています。

この事象は仕方がないこととはいえ、しかし非常に残念であります。

povo2.0はこれからどうなるのか

今回の「データ使い放題トッピング」が厳しくルールが改定された件を受けて、私自身はpovo2.0が大きく変わっていくのだろうと考えています。

povoは1.0から2.0へとなり、さらに3.0に進化します。povoのパラダイムは、2.0時代からガラッと変わっていくでしょう。

「ギガ活」が2024年6月30日に終了したことは象徴的な出来事でした。「ギガ活」を利用して、シコシコとギガを稼いでいた povo2.0ユーザをあっさり置いてぼりを食らわせたのです。

povo3.0時代を見据えて、ますますユーザに対して有料化を課してるシーンが増えるものと見ています。

povo2.0は、以前はSIMの変更が無料でした。しかし現在では有料です。現在 eSIM の再発行は無料ですが、有料になるのではないかと思います。さらに povo3.0では、月額有料化もありうるだろうと勝手に推測しています。

私自身、povo2.0の「必要な時に必要なトッピングを」というコンセプトに強く共感しており、家族全員が povo2.0ユーザです。iPad の eSIMもpovo2.0を入れています。

今回の「データ使い放題トッピング」ルール改定のように、povoは大きな転換点を迎えているのだろうと思います。今後povo3.0がどのようになるかは、来月のKDDIサミットにおけるエグゼクティブからの発表を待つのみですが、povo2.0の自由なところ（例えば48時間使えてしまったり、唐揚げクンとコラボしたり）が失われてしまうとしたら、残念ではあります。