本記事は、これまで使ってきた iPhone をアップグレードしようかどうか迷っている方に読んでいただきたいと思い、執筆しました。

「あなたの iPhone は、もしかして AppleCare に加入しているのではないか？」

まずそのことを疑っていただきたいのです。

同僚との会話「iPhone 15は魅力的だが、お高い」

先日のことです。Appleが iPhone 15 を発表しました。

USB-Cを搭載した iPhone は世界中の人たちの話題となりました。私が働いている職場でも話題に上がりました。

私の隣に座っている女性の同僚が、iPhone 15の話を私に振ってきたのです。（これまで私は iPhone のことをほとんど話をしたことがありません。）

同僚🙎‍♀️「AppleがiPhone 15を発売するって知ってますか？！　あれ、いいですね！」

私「ああ、いいねー。私もAppleの発表会を見たよ。気になるねぇ。」

同僚🙎‍♀️「へー、発表会を見たんですか。あなたがAppleに関心があるなんて全然知りませんでした。私は見ましたよ。」

私「そうだね、関心はなくはないかな。」

同僚🙎‍♀️「へー。でも新しい iPhone 15、高いですよね。iPhone 15が124,800円（税込）って、めっちゃ高いじゃないですか。パソコンと同じ価格だと思いました。」

私「ほんと、ほんと。円安だからねー。みなさん、古い iPhone を下取りに出すことで、多少は出費を抑えているみたいだね。Appleも直接下取りをしてくれるからね。」

同僚🙎‍♀️「新しい iPhone はUSB-Cがめっちゃ気になります。便利になりますよ。私は今iPhone 11 Proを4年間使っているので、iPhone 15 Proが欲しいですね。でも16万円近くしますから悩んでいますよ。」

私「うん。iPhone 15も結構いいと思うんだよねー。iPhone 14 Proの機能が全部ではないけど、iPhone 15に降りてきてるでしょ。iPhone 13 を使っていた人は、iPhone 14にする必要はなかったけど、iPhone 15には魅力を感じると思うね。」

同僚🙎‍♀️「ほんとですよね。iPhone 15、買うんですか？」

私「いや、買わないかな。」

同僚との会話「4年間 iPhone 11 Proを使ってきた。アップグレードしたいが・・・」

同僚🙎‍♀️「iPhone 15 Proを私は欲しいけど16万円は高いなぁ。やっぱり iPhone 11 Proをもう1年使おうかなぁ。確か48ヶ月の契約だから。契約が終わったら返却しないといけないらしいです。契約終了の時に考えることにします。」

私「iPhone 11 Proを4年近く使ってきたんだ。ところでバッテリー性能は大丈夫なの？」

同僚🙎‍♀️「バッテリー？　どうやって見るんですか？」

私「設定→バッテリー→バッテリーの状態と充電　から確認できるよ。」

同僚🙎‍♀️「へー、知らなかったです。最大容量が「78%」って出ていますね。これはどうなんですか？」

私「最大容量が80％未満の時はバッテリーを交換する時期だよ。相当へたってるってこと。新品購入時より、2〜3時間持ちが悪くなってると実感できるレベルだよ。これは多くの人が不満に思うよ。」

同僚🙎‍♀️「そうかー。なんだかバッテリーの持ちが悪いなとは思っていたんですよ。」

同僚との会話「AppleCareってなんですか？」

私「いちおう確認だけどさ、AppleCareには入っているの？」

同僚🙎‍♀️「え？　AppleCareってなんですか？」

私「Appleの保証サービスだよ。設定→一般→情報→保証範囲　から見れるよ。」

同僚🙎‍♀️「ふーん。見てみますね。「AppleCare Services」って表示されてますね。」

私「えっ、AppleCareに加入してるんじゃないか。毎月AppleCare代金をキャリアに払ってるでしょ？」

同僚🙎‍♀️「知らなかった・・・。au Payで毎月５、６万円買い物してるから、その中に紛れているのかもしれないです・・・。そういえば、iPhone 11 Proを契約した時、AppleCareも一緒に契約した気がしてきました。」

私「この iPhone 11 Proを購入して4年間、「故障紛失サポート with AppleCare Services」代金を月々1,309円払ってきたとすると、48ヶ月だから掛け算して累計額62,832円ぐらいになるね。」

同僚🙎‍♀️「iPhone 15の半額ぐらいになりますね・・・。」

私「AppleCare Servicesは、いわば掛け捨ての保険。でも本体代金の半分相当の6万円は高いね。」

「MacでiPhoneのバックアップをとって、Apple Storeの予約を今すぐすべきだ」

私「AppleCare Servicesに加入していると、バッテリーが80%未満に性能が低下した場合、バッテリーを無料で交換してくれるよ。いますぐApple Storeか正規サービスプロバイダに行くといいよ。」

同僚🙎‍♀️「わかりました。週末にAppleに行きます。」

私「Appleでバッテリーを交換してもらおうとすると14,500 円するけど、AppleCare の保証サービスで無料だから。作業時間は大体１時間ぐらいで交換してくれるよ。データは消去されないけど、バックアップをMacBookに取るといいよ。その上でAppleに来店するといい。また他にも悪いところがないか、ジーニアスに見てもらって。親切に対応してくれると思うから。」

同僚🙎‍♀️「わかりました。」

私「iPhone 15 にアップグレードするにせよ、しないにせよ、AppleCare がiPhone 11 Proをサポートしてくれるのだから、ぜひそれを利用してね。」

そう言って、私は同僚に Apple の保証ページを教え、Apple Supportのアプリを紹介したのでした。

まとめ：iPhone にAppleCareがついているか確認すべし

以上、同僚と私の会話をご紹介しました。

私の同僚は、iPhone 11 Proの他、MacBook Air を使っているAppleユーザですが、AppleCareに加入しているかどうか認識がありませんでした。

そのことに私は強い衝撃を受けました。

iPhone の「設定→一般→情報→保証範囲」を私はしょっちゅう見ています。なんなら、家族全員のAppleデバイスの保証範囲をNumbersでまとめているぐらいなのです。（まとめておかないとよくわからなくなってしまいます。）

Appleデバイスを使っていて、せっかくメーカーの延長保証AppleCareに入っているのならば、その保証はしっかり使っていただきたいです。

iPhone のバッテリーは、2年も使えば性能が80%を切るか切らないかになることでしょう。

バッテリーのもちはiPhone体験を大きく左右するとても重要な要素です。

iPhone 11 ProをAppleや正規サービスプロバイダで純正バッテリーと交換したら、「まだまだ使えるわ」という考えになるかもしれません。

新しい iPhone が発表されましたが、iPhone をアップグレードしようか迷う理由の一つが、お使いのバッテリーの持ちの悪さである場合、いま一度お使いのiPhoneのバッテリー性能とAppleCareの加入の有無をご確認ください。アップグレードの判断に影響を与えることになるかもしれません。

ご家族やご友人がiPhoneの同一機種を長い間お使いの場合、会話のついでにでも「もしかしてAppleCare入っていない？」と聞いてみてください。Appleの特別なサポートを受けられることをすっかり忘れているかもしれませんよ。