本記事では、衛星放送によるデジタルラジオ放送「St.GIGA (セント・ギガ) 」を楽しむ方法についてご紹介します。
St.GIGAの音源が大量にアップロードされている
St.GIGAの音源がインターネットアーカイブに大量にアップロードされています。
▶︎▶︎ St. GIGA – Tide of Sound Archive
全部で82曲です。データの量はおよそ6.7GBと大量の音声データです。
いったい誰が・・・。喝采です。驚くべきアーカイブです。
私は速攻でダウンロードしました。
私はSt.GIGAのリスナーだった
NHKが衛星放送を開始した頃、我が家にはBSチューナー内蔵S-VHSデッキがありました。
今思うと、なぜそんなに高価な機器がうちにあったのかわかりませんが、子どもだった私はNHK-BSを楽しんでいたんです。
そのうちWOWOWという有料テレビ放送が始まることになりました。
そのWOWOWの裏(独立音声モード)でラジオ放送をやっていることを知り、St.GIGAを聴くようになりました。10代の頃私はラジオが大好きだったのです。
St.GIGAの魅力は、24時間放送で、波の音や川の音、鳥の鳴き声などを音楽とミックスしているところです。BS-PCM放送で音が良かったんです。
「タイド・テーブルに沿ってヒトと地球と共振する音楽」を流す放送局というから、相当にマニアックなわけです。CMなし、DJなし。ニュースなし。
St.GIGAのコンセプトに私はすっかり魅了されました。
学校から帰ってきたら、私はソファに横になり、このチューナーをSt.GIGAに合わせ、真っ黒なテレビ画面でSt.GIGAを聴くのが日課だったのです。
そのうちWOWOWとSt.GIGAは有料放送となり、聴くことができなくなりました。
St.GIGAは月額600円(税抜)。流石に私はWOWOWのデコーダーを買ってくれとは親には言えませんでした。
ノンスクランブル放送がある日だけは、St.GIGAを楽しんでいたんです。
今思うと、このSt.GIGAは私の人格形成に大きく影響しました。
30年ぶりにSt.GIGAの放送をインターネットアーカイブを通じて聞いてみて、懐かしさだけではなく、その優れた放送内容に舌を巻きました。
と同時に、事業継続できない理由もわかりました。あまりにも尖りすぎているのです(褒めてます)。
6GBの音源を iTunes に入れてみた
インターネットアーカイブ St. GIGA – Tide of Sound Archiveから、6.7GBのデータをダウンロードし、iTunesにぶち込みました。
MacからはiTunesがなくなってしまいましたが、Windows用のiTunesはまだあります。
ダウンロードした音声データにはジャケットも貼られており、曲名等もしっかり整備されています。
私の方でデータをいじる必要は何もありませんでした。
iTunesで St.Giga を流しながら、ビジュアライザを起動しました。
音楽を聴きながら、ビジュアライザをぼうっと見る。これまた懐かしいです。
この手の音楽データは、Mac のミュージックアプリよりも Windows のiTunesに入れる方が勝手がいいですねぇ。
まとめ: St.GIGAは作業にピッタリ
以上、デジタルラジオ放送「St.GIGA (セント・ギガ) 」を楽しむ方法をご紹介します。
St.GIGA (セント・ギガ)は30年前の放送局ですが、その内容は全く色褪せていないと言えます。
川や海の音、鳥の鳴き声、女性の朗読などなど、古くなる要素が全くありません。
私は近頃このSt.GIGAの音源ばかりを聞いているのです。
是非ともこのSt.GIGAを聞いてみてくださいね。特に Mac で作業している方におすすめです。