【更新:2022年9月4日】
iPad Pro を愛用しています。
我が家の iPad Pro は12.9インチで、第2世代のもの。ベゼルが太くて、古いかんじがあります。
しかし、このiPad は、我が家にとってはなくてはならないもの。動画を見たり、ウェブを見たりするのに好都合。
さらに子どもの学習塾・算盤塾・バイオリン教室のZOOM授業で、このデカイiPad Proが役立ってくれます。
目次
iPad Pro (第2世代、12.9インチ)のバッテリーがへたってきたように感じられた
こちらのiPad Pro は、2年以上使っており、もうだいぶバッテリーがへたってきたなーと感じるようになりました。
そこで「coconutBattery」をMacにインストールして、バッテリーの具合を調べてみました。
coconutBatteryは、バッテリー診断ツール。かつては iPhone/iPad 用のアプリがありましたが、今では入手できません。
しかし、Mac版はダウンロードできます。
▶︎▶︎ coconutBattery for Mac を見てみる
我が家の iMac にインストールして、iPad Proを繋いでみるとあっという間に診断結果が出ました。
ワイ「ほーん。当初の容量が10875mAhであるのに対して、フルで充電すると8945mAhまで充電できると。すなわち、当初の約82%の性能ということか」
このアプリはサードパーティによるものですから、Apple公式の診断ツールとは違いますが、82%だと「結構減ったなぁ」という感じがします。
iPad Pro (第2世代、12.9インチ)をApple Storeに持っていった
そこで、Appleに持ち込んでみました。
私が訪れたのは、Apple丸の内。
このApple 丸の内は開放感があって、とてもいい気分になれるんですよね。
約束の時間に赴くと、すぐにジーニアスが対応してくれました。
ワイ「このiPad Pro、なんだかバッテリーの減りが早いようなのです・・・」
ジーニアス「なるほど、バックアップは取っていますか?」
ワイ「バックアップはバッチリです」
ジーニアス「iPadはバッテリーの交換ができないので、本体丸ごと交換になるのです。iPadを使っていて、何かお気づきの点などありませんでしたか?」
ワイ「特にないですね。基本的に家でのみ使っています。綺麗なものです。」
そこで、診断テストをしてみることにしました。
ジーニアスは何やらプライバシーの項目を見ていました。
一体どうなるんだろう・・・。ドキドキしながら診断結果を待ちました。
iPad Pro のバッテリー性能は修理基準を満たしていない
すると結果が出ました。
ジーニアス「バッテリーの性能は92%ですね」
おやおや、coconutBatteryの示した数字82%と10ポイントも異なるではないですか。
この状態だと修理はできないそうです。
ジーニアスは「ZOOMは結構バッテリーを消費するので、そちらが原因かもしれません。バッテリーを変えたところで、結果はあまり変わらないと思います。」とアドバイスしてくれました。
またさらに「もしかした余計なアプリが悪さをしているということも考えられます。リセットをしてみて、アプリの設定を初期化するのも良いですよ」と、追加のアドバイスをくれました。
▼ iPad のリセットの設定。こちらの「すべての設定をリセット」を試すことを推奨された。その下の「すべてのコンテンツと設定を消去」は工場出荷状態になるので、大切なデータは必ずバックアップをとっておいてから試すべし。
ジーニアスのお兄さんは、「将来、バッテリーの性能が低下したと感じたら持ってきて下さいね」と言って、iPad Pro を戻してくれました。
2年以上使っても、iPad Proのバッテリー性能は92%ぐらいまでしか落ちないのは、結構優秀かもなと思いながら家路につきました。iPad のバッテリー交換費用が浮いたので、よかったです(笑)
【追記】診断してもらってから1年半が経過。再診断をお願いした
さて、Apple Storeで診断してもらってから、およそ1年半が経ちました。
この間、iPad Proを普通に使っておりましたので、サイクルカウントはさらに370回増え、デザインキャパシティは80.7%となりました。
リチウムイオンバッテリーは、どうやら2000mAhの性能が失われました。
そこで iPad で「サポートアプリ」を用いて調べてもらうことにしました。これを利用すれば Apple Store までわざわざ行かなくてすみます。
ギリギリ修理対象ではないとのこと。
体感レベルでは相当にバッテリーが減ってきていると思うのですが、数字上はまだ修理対象ではないです。
もう少し運用を工夫して使ってみます。
まとめ
iPad は実に長く使えますね。うちのiPad Pro 第2世代は2017年に販売開始されましたが、2022年時点でもまだまだ使える性能を有していると思います。
iPad Proシリーズは高価ですが、長く使えることを考慮すると価格はそこまで高くは感じません。
iPhoneは毎年、あるいは2年ごとに更新する人が多いと思いますが、iPadは別に頻繁に更新しなくても不都合を感じません。なので、その時点でスペックの高いものを買っておくとさらに長く使えて良いでしょう。