【更新:2017年8月19日】
Appleは2017年6月6日、ノート型パソコンMacBook Air をアップデートしました。価格はそのままでCPU速度が向上しました。ストレージに512GBを選ぶことも出来るようになりました。
MacBook AirはAppleの優れたOS「macOS Sierra」を搭載しており、iPhoneやiPadとも親和性バツグンです。
MacBook Airは薄型軽量であるところが大きなメリットです。「家でも外でも使えるMacBook Airが欲しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
メモリ8GBを搭載しているMacBook Airはとても魅力的な存在です。
目次
MacBook Airはコスパ最強。予算がないひとにおすすめ
MacBook Air の最大の特徴はコストパフォーマンスに優れていることです。
「Macが欲しい。ただ、予算があまりないんだ。iPhoneも新しくしたいし・・・。」
そのように考えている方も多いのではないでしょうか。
とくに大学生や高校生など、まだ社会に出ていない学生さんなどは値段については重視されることでしょう。
そのような方へ「MacBook Air 」を是非おすすめしたいです。
MacBook Airは価格が98,800円で購入できます。Macのノート型ラインナップのなかでもっとも安価なモデルです。
【比較的安価なノート型Mac一覧】
機種 | 価格(税抜) |
---|---|
MacBook Air 13インチ | 98,800円から |
MacBook 12インチ | 142,800円から |
MacBook Pro 13インチ | 142,800円から |
2017年春、各大学生協で勧めているのがこの「MacBook Air」であることをご存知でしょうか? ここで2017年度の各大学生協の推奨パソコンを参考にしてみましょう。
京都大学・東京工業大学・一橋大学・慶應義塾大学SFCの各生協では2017年度のおすすめのパソコンとして「MacBook Air」を推しています。
大学生協 | おすすめのパソコン |
---|---|
京都大学生協 | 「MacBook Air」 |
東京工業大学生協 | 「MacBook Air」 |
一橋大学生協 | 「MacBook Air」 |
慶應義塾生協 SFC | 「MacBook Air」 |
これはとても重要な事実です。大学生活を有意義に過ごしたい学生さんにとって、MacBook Air は値ごろ感があり、性能も備えています。
なお、Apple公式サイトには学生・教職員向けストアが用意されています。学生さんや教職員、またPTAの役員のお父さん・お母さんは学割価格で買えます。
MacBook Air の機能について
MacBook Air は13インチディスプレイを搭載しています。解像度は1,440 x 900ピクセルです。他機種と比べて、標準的な大きさのディスプレイです。
MacBook Air はすべてのモデルでフラッシュストレージを搭載。基本モデルはCore i5を使用していますが、よりパフォーマンスを求めるユーザはCTOでCore i7 を選ぶことができます。
メモリは8GBを搭載。8GBあれば、たいていのことはまずこなせます。
MacBook Airは、おそらくいまのノート型パソコンの理想を体現していると言ってよいでしょう。
CPUは、1.8GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサを搭載。グラフィックスはIntel HD Graphics 6000を採用しています。
重さは1.35kgです。十分軽量ということができます。
MacBook Air のSDスロットが便利だ
MacBook Air には2個のUSB 3端子、そして1個のSDスロットが付いております。
このSDスロットが超便利なんです!
いま大容量SDカードが安くなっております。一般的なデジタルカメラはSDを採用しています。写真やムービーをSDに記録したら、このSDスロット経由で簡単にデータを取り込むことができます。
万一、MacBook Air の内蔵ストレージが足りなくなってきたとしても、SDカードを簡易外部ストレージとして使うこともできます。
一般的なSDカードは、Macの内蔵ストレージよりも遅いので、常用はあまりオススメしません。けれど、緊急避難的にそのようなことをするのはアリです。
MacBook Air はキーボードがいい
MacBook Air は薄くて軽いです。しかし、ちゃちじゃないんです。MacBook Airは剛性感ある筐体と打ちやすいキーボードを備えています。
MacBookやMacBook Proよりも押し込み感があります。
キーボードは好みがあるので、一概には言えませんが、しっかり入力した感じが得られるのはMacBook Airです。
MacBook Airのキーボードの良さは、是非とも知っておくべきです。
知っておきたいMacBook Airのデメリット
以上、MacBook Airの魅力を述べてきました。ではMacBook Airのデメリットはないのでしょうか?
MacBook Air のデメリット 1:色が正確ではない
MacBook Airは実はディスプレイが並の性能です。TNパネルを採用しており、色があまり正確に出ません。
MacBook Airのディスプレイは並で、特筆すべきことはないということについては十分知っておいていただきたいです。
ただ、MacBook Airのディスプレイがめちゃくちゃ悪いかというとそうでもありません。
品質にこだわるAppleの製品ですから、普通に使うことができます。心配ならぜひ家電量販店に行ってMacBook Airの実物をじっくり見てください。きっと安心することでしょう。
ディスプレイの性能が並なのは事実です。ただ、そのぶんバッテリーのもちが良いとも言えます。これはメリットと捉えることもできます。
MacBook Air のデメリット 2:ディスプレイの解像度が低い
MacBook Airのディスプレイの解像度は、1,440 x 900ピクセルです。iPhoneのようなRetinaディスプレイを搭載しておりません。
MacBookやMacBook Proと比較すると、文字の荒さが一目瞭然です。
このことは、文字がつぶれて見えがちというだけではなく、特にWeb制作者の方にとっては制作途中で全体を確認できないということを意味します。
昨今のスマートフォンは解像度が高いものが多いですから、制作用途としては MacBook Pro 15インチなどのほうが適しています。この点は注意していただきたいです。
MacBook Air のデメリット 3:標準のストレージの容量がたったの128GB
MacBook Airのデメリットはストレージが標準モデルで128GBしかないことです。ここはぜひ256GB以上のモデルを選んでいただきたいです。
iPhone の容量が128GBが当たり前の時代に、Macのストレージが128GBというのは不釣り合いですよね。
MacBook AirとMacBook、どっちを買うべき?
MacBook Air は小型軽量であるところがポイントです。このモデルを検討されている方はきっとそのような利点に惹かれていらっしゃるのではないでしょうか。
一方、Appleには12 インチの「MacBook」という製品があります。
どちらがいいか、悩む方もいるかもしれませんね。
結論から言います。もし「小型軽量」を重視するのでしたら、12インチ MacBookを購入することをおすすめします。
MacBook は2017年4月にアップデートされたモデルです。CPUやフラッシュストレージがより高速になり、さらにバッテリー持続時間も伸びています。メモリも標準で8GBを搭載しており、フラッシュストレージは256GBを備えています。
ただMacBook 12インチは142,800円と、MacBook Airよりもお高いのがポイントです。
小型軽量、高精細なディスプレイに4.4万円支払うメリットを見出せるならば、MacBookがいいです。
ただ「少々かさばってもいいよ」というならばMacBook Airを選んでください。繰り返しになりますが、MacBook AirでもMacを十分に楽しめます。
結論:MacBook Air はコスパ最強だのMacだ。
以上、MacBook Air の魅力について触れてきました。
MacBook Airは、予算に限りのある方にとって魅力的な選択肢です。価格は98,800円と安価ですが、他のMacと同じOSを搭載しています。できることは一緒です。
もちろんMacBook Airにすべてを求めるのは間違いです。動画をゴリゴリやりたい、グラフィックスを求めるゲームをガンガンやりたい、などといった用途には、15インチMacBook Pro等、別のマシンが良いです。
しかし、MacBook Airはたいていの消費者が求める性能を提供することに成功しています。MacBook Proほどのパフォーマンスを毎日必要とする人は少ないでしょう。
そのかわり薄くて軽くて十分な性能、そして安価なパソコンが欲しい。そんなひとにMacBook Airはぴったりです。
MacBook Air はモバイルパソコンの定番です。ぜひこのコスパ最強のMacを生活の中で楽しんでください。
なお最後になりましたが、ストレージは最低でも256GB、できれば512GBのものを選ぶことを忘れないでくださいね。Apple公式サイトでストレージの容量を変更して注文することができます。