リコーイメージング株式会社が2015年10月24日、ラフォーレミュージアム原宿においてデジタルカメラ「GR」10周年記念イベント「GR 10th Anniversary “10th GReeting”」を開催しました。
会の概要は下記の通りです。
開催日時 2015年10月24日(土) 12:30~18:00
開催場所 ラフォーレミュージアム原宿
東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階
入場料 無料(入退場自由)
このイベントの中で、「GRを想像しよう!」組み合わせ投票用紙が配布されました。イベント参加者に、ご自身が欲しいと思うGRの基本性能について問う内容です。詳細は以下の表の通りです。
「GRを想像しよう!」組み合わせ投票用紙の内容
A. ボディサイズ | コートのポケット | ジーンズの後ろポケット | シャツの胸ポケット | 小銭入れの中 | |
B. センサーサイズ | 1/1.7型サイズ | 1インチサイズ | 35mmフルサイズ | 中判サイズ | |
C. 焦点距離 (35ミリ判換算値) | 21mm | 28mm | 35mm | 50mm | 2焦点レンズ |
D. F値 | F1.4 | F1.8 | F2.0 | F2.8 | F0.85 |
E. カラー | ブラック | グリーン (ウェーブトーン) | ホワイト | シルバー | |
F. 画素数 | 1000万画素 | 2000万画素 | 5000万画素 | 200万画素 | |
G. マクロ (何を撮りますか?) | ピザ(ホール) | ショートケーキ | マカロン | 米粒 | |
H. 手振れ補正 | センサーシフト | レンズシフト | センサー+レンズシフト | なし(あなたの手) | |
I. タフ性能 (どこで撮りますか?) | 屋内 | 屋外 | 雨の中 | 水中 | 南極 |
J. ファインダー | なし | 内蔵ファインダー(光学) | 内蔵ファインダー(EVF) | 外付けファインダー(光学) | |
K.液晶モニター | タッチパネル | 高解像度パネル | チルト液晶 | なし |
この投票の結果は後日、GRスペシャルサイト内にて発表するとのこと。
このイベントには、熱心なGRファンが多く駆けつけましたので、ユーザのリアルな声が反映するものと考えられます。結果に注目したいと思います。
「GRを想像しよう!」組み合わせ投票用紙は、ファンイベントにおける「シャレ」と言えましょう。「僕の考えた最強のGR」をメーカーがやるというちょっとしたお遊びです。
質問項目はごくごく一般的な仕様に関するものですが、メーカー側の意識をそれなりに反映したものであると考えられます。項目に Wi-FiやBluetoothに関するものがないのが気になりますねw
「GRを想像しよう!」 私の回答
私自身の回答は下記の通りです。
A. ボディサイズ | シャツの胸ポケット |
B. センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
C. 焦点距離 (35ミリ判換算値) | 21mm・28mm・50mm |
D. F値 | F1.8 |
E. カラー | ブラック |
F. 画素数 | 2000万画素 |
G. マクロ (何を撮りますか?) | ショートケーキ |
H. 手振れ補正 | なし(あなたの手) |
I. タフ性能 (どこで撮りますか?) | 屋外 |
J. ファインダー | 内蔵ファインダー(EVF) |
K.液晶モニター | 高解像度パネル |
私は GR は3モデル出していただきたいと考えています。「GRのアイデンティティは28mm」という方もいらっしゃるようですが、決してそうではないと私は思います。21mmや50mmのバリエーションを出していただきたいです。シグマユーザが羨ましいです。
またボディサイズについては、スマートフォンと同等の大きさになって欲しいという明確な意見があります。スマートフォンのカメラがどんどん良くなっていく中、コンパクトデジタルカメラが今のサイズのままで競争力を維持できるとは思えません。もし今の形状であり続けるならば、GRはさらにニッチで熱狂的ファン向けの商品として市場に認識されることになりましょう。
またGRは若い人向けというよりも中年以上ユーザ向けのカメラという印象がますます強くなると思います。私はそれは良くないと考えます。是非とも若い人にGRを使って欲しいと思います。
センサーサイズについては、そろそろフルフレームいってもいいんじゃないんですかね。F値も1.8欲しいです。ファインダーもEVFが欲しいです。手振れ補正は、あるに越したことはないのでしょうが、不要です。半分ぐらいシャレも含みますが、でもそうなったらいいなぁというのが本音です。
GRは2年おきに出しています。GR III なるものが出るだとしたら2017年の春になるはず。GR III は値段が高くなってもいいので本気のGRカメラを出していただきたいです。