Apple Watch に搭載されたテクノロジーのひとつは心拍センサーです。
Apple Watchのケースの裏側には心拍数を検知するセンサーが付いています。心拍数を検知するために、赤外線LEDと可視光LEDを使っています。
私はこの心拍センサーに強く関心があるのです。
週に二度、定期的にジムに通っている私
私は週に二度ジムに通っています。ほとんどサボることはありません。昨年は、年間100回ジムに通いました。
そんな私は、Apple Watch のもつフィットネス機能を自分のトレーニングにどのように生かせるか、ということに注目しています。
心拍数計はすでに普及している
この心拍を検知するApple Watchの機能ですが、けっして目新しい機能ではありません。すでに心拍数計が市場に出回っています。多くは腕時計の形をしていますね。
心拍数は、スポーツを行う人にとって大切な情報の一つです。ジムのトレッドミルで走ったり、エアロバイクを漕いだりするとき、どれぐらいの心拍数でトレーニングを行っているのか。これは運動を行う上で重要な指標となります。
私自身が過去にエアロバイクに取り組んだときのことです。私を指導してくれたコーチはいつも心拍数を気にしていました。エアロバイクには心拍数計が付いています。目標達成のために必要なトレーニングを心拍数を通じて考えてくれていたのです。
また水泳も一緒です。そのコーチはもともと水泳選手だったのですが、「Sohさんは心拍数がこれこれぐらいで泳ぐと、ダイエット効果が得られていいですよ」とアドバイスしてくれたのを思い出します。
従来の心拍数計の欠点
この便利な心拍数計ですが、私は欠点があると考えています。それは、従来の心拍数計は無酸素運動における心拍数の測定が苦手であるということ。
無酸素運動とは、有酸素運動とは反対で、酸素を消費しない方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動です。たとえば長距離走は有酸素運動ですが、短距離走は無酸素運動です。
私は過去1年間筋肉トレーニングに力を注いできました。筋肉トレーニングはざっくりいって無酸素運動です。この無酸素運動時、心拍数は高まります。だいたい150以上になります。
従来の心拍数計は、どうやら無酸素運動と相性が悪いようです。ときどき「心拍数240」などというありえない数字をだしてしまった機械の例を聞いたことがあります。
Apple Watchの心拍センサーは無酸素運動時に正しく動くのか
そこで、Apple Watchの心拍センサーが無酸素運動時に正しく動くのかどうかが私は気になっています。
どちらかというと「有酸素運動時に有用なApple Watch」というイメージですが、筋力トレーニング時でも正確な心拍数を測定できるものであって欲しいと希望しています。心拍数を正確に把握して、筋トレに活かしたいです。
Apple Watch がいったいどれだけ正確な心拍センサーを搭載しているのか。私はそれをはやく確認したいです。