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Apple、「政府による情報要請に関する報告書」を公開

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Apple、「政府による情報要請に関する報告書」を公開

Appleが本日11月5日(米国時間)、「政府による情報要請に関する報告書 “Report on Government Information Requests”」を公開しました。こちらは7枚のPDFからなる報告書で、透明性の確保を目的としています。

このレポートはAppleのウェブサイトから誰でもダウンロードすることができます。

この報告によると、プライバシーの保護をユーザに与えるのはApple社の責務であるとし、世界中の顧客にとって透明性に対する関心に応えるものとのことです。

このレポートの冒頭、個人情報を保護すると題された節では、「AppleはすべてのApple製品を対象とするわかり易い単一のプライバシーポリシーを顧客に提供しています。カスタマーポリシーはAppleのすべての製品やサービスを設計するのに初期段階から配慮されています。Appleは世界中で最もセキュアなハードウェアとソフトウェアを提供することにつとめています。たとえば「iPhoneを探す」や、「Touch ID」はような新境地を開くセキュリティ情の解決策でありますが、これらは両方ともiPhoneをよりセキュアで便利なものにしています」と指摘しています。

また同節において「おそらく最も重要なことは、Appleのビジネスは個人情報の収集に重きを置いていないということです。Appleはお客様の個人情報を長期間にわたって集めることに全く関心がありません。iMessageやFaceTimeでは end-to-end の暗号化を提供するこちによって個人の会話を保護しています。Appleは位置情報、地図の検索結果、Siri利用したリクエストのデータを、あらゆる判別可能な形態でも蓄えておりません」と述べています。

これはAppleがこれまで公にしてきたことの繰り返しではありますが、改めて強調されているという次第です。

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Sohはこう思う (^ー゜)

科学技術の進展とともに、個人情報の扱いはますます重要になってきています。個人情報は企業と個人の間でのやりとりにとどまらず、政府が関わってくる場合があります。そのようなさい、企業がどのような立ち位置であるのかを明らかにしておくことは重要でありましょう。

またAppleのビジネスモデルにおいて個人情報の収集は重きを置いていないとこの報告書で述べられていますが、Appleの比較としてたとえばほかのIT企業、Google や Facebook、Twitter などではどのような取り組みがなされているか気になるところです。

(リンク)
政府による情報要請に関する報告書 “Report on Government Information Requests”

2014年10月8日
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