世界のデジタルカメラ市場では、メーカー3強はキヤノン・ニコン・ソニーです。
しかしユーザの愛情という点では、ペンタックスリコーが抜きん出てその三社を圧倒していることをご存知でしょうか。
マップカメラの「メーカー愛 獲得数 Spring Battle!!」ではブログ人気投票、コミュレビュ投稿で、ユーザの愛情を数値化しています。
5月3日時点で、ペンタックスリコーが2342ポイントに対して、キヤノンが1675ポイント、ニコンが1338ポイントとなっています。
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これはありえないことです。キヤノン・ニコンのユーザの方が圧倒的に多いし、量販店の売り場ではペンタックスはともかく、リコーは本当に小さい面積しか割り当てられていません。
なのになぜペンタックスリコーは、マップカメラのバトルにおいてこのような大差をつけているのか。
理由はまったくわかりません。わかりませんが、私が申し上げられることは、リコーはいいデジタルカメラを作ったからというシンプルな理由です。(ペンタックスは使ったことがないのでわかりません)
リコーの高画質コンパクトカメラGRシリーズ、普及帯CXシリーズ、さらに全く新しい発想に基づくGXR。リコーのユーザフレンドリーなカメラ作りが消費者の心を捕まえるのに成功したとしか言いようがありません。
いまでこそコンパクト機にAPS-Cサイズのセンサーを載せたカメラを多く目にするようになりましたが、GXRなんて2009年12月からやってるんです。
キヤノン・ニコン・ソニーのカメラはマーケットで大きな存在感を示しています。しかし売れているからいいカメラだというわけではないと思います。リコーは堅実ないいカメラを作っていて、私はそれを好ましいと思ってリコーのカメラを使っています。
Macも同じことですよね。Windows のほうが Mac よりもはるかに売れています。しかし私は Mac のほうが圧倒的に優れていると思います。
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ペンタックスリコーの新しいカメラGRが今月24日に発売されることが決定しました。新しいGRはAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。APS-Cサイズのセンサーを搭載したGRは、シグマDPシリーズ、富士フィルムX100シリーズ、ニコンクールピクスAなどの、高級コンパクトカメラの系譜に連なる新しいカメラとして、業界に新しい風を吹き込みます。
またGR Digital IV も依然として販売されています。センサーサイズもF値も価格帯も違うので併売されるのではないかと私は思っています。新型GRは新製品なのでまだまだお高いですが、底値と思われるGR Digital IVも十分素晴らしいカメラだと思います。