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どこでも My Mac を使えば外出先からTime Capsuleにアクセスできる

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どこでも My Mac を使えば外出先からTime Capsuleにアクセスできる

どこでも My Mac を使えば、自宅の Mac やTime Capsule、Time CapsuleにUBSで繋いだ外付HDDにアクセスし、ファイルを簡単に手に入れることができます。なんの苦労もいりません。

そもそも「どこでもMy Mac」とは、遠隔地にあるMacをインターネット越しで、画面共有でコントロールする機能で、iCloudが実現しています。先日、Mac から Windows を操作するMicrosoftの「Remote Desktop Connection」を紹介しましたが、いわばそのMac版です。

さらに「どこでもMy Mac」では、Mac のみならず、Time Capsuleの中身をのぞくことができます。これが実に便利なのです。

どこでもMy Macの設定方法

設定は簡単。

1. まず AirMac ユーティリティを起動し、ベースステーション から、どこでも My Mac の設定をしてやります。
201304TCA

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2. つぎに Mac のシステム環境設定から iCloud、どこでも My Mac にチェックを入れます。

201304TCC

これだけです。よくぞここまで簡素にしたものです。これぞAppleの真骨頂であります。

詳しくは下記設定マニュアルをご覧ください。

AirMac ベースステーションまたは Time Capsule を使う場合に「どこでも My Mac」を設定して使う

(参考情報)
なお私の環境ですが、フレッツ光のマンションタイプのものを使っています。ルータ: RV-230SEは工場出荷状態にしており、Time Capsule に PPPoE をしゃべらせています。当初ルータ側にその設定をしていて、Time Capsule 側をブリッジにしていたのですが、これではだめでした。

これにより、外出先の Mac の Finder に自宅の Time Capsule とそれに繋いだ外付HDD が現れました。ファイルをいつでもどこでも参照できます。これは素晴らしい。

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(外出先から、自宅の Time Capsule にアクセスして、パスワードを入力するところ)

難点はちと通信速度が遅い点。メガバイト単位でちょっと遅くなります。キロバイト単位のファイルをおいておくと威力を発揮しそうです。

しかしその難点を凌駕するメリットが「どこでも My Mac」+Time Capsule の組み合わせにはあります。

***

日本においては、iPhone 5/iPad mini セルラーにおいてiOSデバイスでのテザリングが解禁されました。これは MacBook Air を外に持ち出す大きなインセンティブとなりました。

テザリングしたMacBook AirからLTEを使って、インターネットごしに自宅のTime Capsule にアクセスする。

特殊な道具など、なにも必要ありません。私たちの身の回りにある Mac や iPhone/iPad さえあればこんな夢のようなことがあっさり実現できてしまう。この簡単さに素直に驚いてしまいます。^^

Mac はスタンドアロンでも面白いですが、ネットワークを使いこなすと楽しみが飛躍的に高まります。コンピュータのたのしさの本質はネットワークにあります。

なお私は2009年3月にTime Capsule(第2世代)を購入しました。以来、まる4年経ちましたが、いっこうに壊れる気配がしません。たしかに初代は生産上の問題はあったのかもしれませんが、第2世代以降の Time Capsule は大丈夫ではじゃないのでしょうかね。

私はいまの2GBのTime Capsuleが欲しいですね。

2016年11月23日
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