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MacにAppleCare+は必要なのかと疑問に思っている方に伝えたい私の体験談

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MacにAppleCare+は必要なのかと疑問に思っている方に伝えたい私の体験談

【この記事は2019年4月2日に更新しました】

Appleのパーソナルコンピュータ「Mac」を購入すると、1年間のメーカー保証が付いています。購入後1年間、Macに何らかの自然故障があれば、Appleが保証してくれます。

この保証をさらに2年伸ばすことができるのがAppleCare+ for Macです。都合3年間の保証を得られる、延長サービスです。

Macを購入しようとしている方、あるいは購入して間もない方のなかには「AppleCare+ for Macは本当に必要なのだろうか? それとも無駄になるんじゃないだろうか」と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。

この記事では、実際にAppleCareをiMac用に購入した私の体験談をご紹介します。AppleCare+ for Macについても解説し、AppleCareが本当に必要かどうかについてお伝えします。

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私のAppleCareの体験談(iMacの場合)

AppleCare for Macについて私の体験談を3つお話しします。

私は、iMac Retina 5Kディスプレイを2014年11月に購入しました。この時、AppleCare for Macに同時に加入したのです。当時は「AppleCare+ for Mac」がまだありませんでした。

AppleCare for Macは当時の価格で22,464円。このオプション料金を支払ってAppleCare for Macに加入した理由は、ただ一つです。それは「3年間、Macをきっちり稼働させたい」と思ったため。

私が購入したiMac Retina 5Kディスプレイは諸々合わせると当時30万円近くかかりました。

私にとって30万円は大金です。この大金を投じて購入したMacは3年間、問題なく動かしたいと強く思いました。そのため、Appleによる延長保証は必須だと考えたのです。

エピソード1 AppleCareでMagic Trackpadを修理してもらった

まず最初に私がAppleCareにお世話になったのは、Magic Trackpadのサポートです。

Magic TrackpadはMacの外部周辺機器です。このMagic Trackpadはワイヤレスであり、BluetoothでMacと接続しています。マウスポインタを軽妙に操作することができるのでとても気に入っています。

iMac を購入して1年を過ぎたところでしょうか、Magic Trackpadがやたらと切れる事象が起こりました。

電池を新品のものに交換したり、電子レンジが動いていないか確認したり、無線機器が他に動作していないかチェックしたりしました。iMacのOSをクリーンインストールしたりしました。

しかし、なかなか事態は解決しません。

そこでAppleCareに連絡しました。上記の通り、私の遭遇した事象・悩みを事細かく担当スタッフに伝えました。

すると担当スタッフから「Magic Trackpadを交換しましょう。お客様はAppleCareに加入されているので、無料です」との提案がありました。

後日、新品のMagic Trackpadは、ヤマト運輸が私の玄関先まで届けてくれました。そして故障したと思われるMagic Trackpadとその場で交換されました。

交換されたMagic Trackpadは万事快調!トラブル知らずです。元どおり、サクサク動いてくれるようにありました。私は「AppleCare、メッチャいいやん!」と思いました(笑)。

私自身、別に得したわけではありませんよ。古いMagic Trackpadは回収されたので、Magic Trackpadが2個に増えた、などというわけではありません(笑)。

ただ、AppleCareを使ってMagic Trackpadが正常に動くようになっただけです。ちゃんと動作するので本当にありがたいと思いましたね。

エピソード2 AppleCareでOSのインストールを手伝ってもらった

私が新しいmacOS「El Capitan」をiMacにインストールしようとした時のことです。当時、El Capitanがリリースされたばかりでした。新OSを前にして、私はワクワクする気持ちを押さえながら、インストールをしました。

El Capitanのクリーンインストールを試したところ、iMacのFusion Driveが論理的に壊れてしまったのです。(今思うと、それはEl Capitanの初期バージョンのバグだったのではないかと思います。)

Fusion Driveが壊れたことにより、iMacは使えなくなってしまいました。どうにか復旧させようと、iPhone を片手に様々なトラブルシューティングを試みました。しかし状況は最悪でした。頼みの綱のインターネットリカバリーもできないという、八方塞がりな状況でした。

「やっちまったよ、おい・・・。どーすんだよ、おい・・・。Fusion Drive、あかんやん・・・。」

私は独り言を呟くしかなく、途方にくれました。

そこで私はAppleCareに電話をすることにしました。まず最初に対応してくれた担当者は私の説明を熱心に聞いてくれました。そして、彼には手に負えないレベルの問題と判断され、上級スペシャリストの方に繋いでもらうこととなりました。

このAppleの上級スペシャリストのお兄さんに、私は自分の事情を全て説明しました。そして上級スペシャリストは私にTerminal でコマンド「diskutil」を使ってFusion Driveを再構築する提案をしてくれました。

Terminalは使っていますが、diskutilコマンドなんて使ったことがありません。しかし、上級スペシャリストは事細かに指示してくれました。

最終的にFusion Driveの再構築は終了。元どおりに修理されました。うまくいったとき、上級スペシャリストのお兄さんから「うまく行きましたかー!よかった〜!」と言われ、電話越しに二人で胸を撫でおろしました。

復旧にかかった所要時間は約3時間です。この3時間、私一人にかかりっきりで、ずっと丁寧かつ親切に手助けしてくれました。私一人ではとてもここまではできなかったと思います。

AppleCareに加入していると、ソフトウェアのサポートもしてくれます。通常ですと購入後90日間の電話サポートが受けられますが、それを3年間に延長してくれます。

パソコンを使っていて、OSのインストールなどわからないことに遭遇することが多々ありますよね。「OSの操作がわからない」あるいは「ワイアレスネットワークの設定が不明だ」などという状況にぶち当たることも多いと思います。

「インターネットや本を使って調べてもよくわからない、時間がかかる」というときは、AppleCareを利用してアップルのスペシャリストに電話やチャットでサポートしてもらうことができます。とても親身なサポートです。

このサポートに助けられた、あるいは時間を節約することができた、と感じている方も多いことでしょう。AppleCareに入っていて本当に良かったです。

エピソード3 ディスプレイパネルを交換してもらった

2014年11月に購入したiMac Retina 5Kディスプレイを使って、およそ2年が経とうとしたころでしょうか。ディスプレイにだんだんと残像が見えるようになってきました。

「おかしいなあ。これまで残像なんて見えなかったのになぁ」

特にグレーの背景の時に残像が出るようになってしまいました。そこで私は背景をカラフルなものにしたりなどして対策を取って、だましだましiMacを使用していました。

AppleCareの有効期間は3年です。その期間が終わりに近づいた頃、私はサポートの方にこのディスプレイの問題について、思い切って相談してみることにしました。

「iMacにどうも残像が残るみたいです。サポートのページを見たりしたのですが、改善されませんでした。サポートしてもらえるかどうかわからないのですが、AppleCareももうすぐ切れてしまうので、一度Mac自体を見てもらえないでしょうか?」

そうするとサポートの方は「はい、工場でiMacを見てみましょう」との返事が開口一番ありました。

翌々日、ヤマト運輸の方が iMac専用の段ボールを自宅に持ってきて、iMac を回収して行きました。重たいiMacを私自身がどこかに持って行ったりする必要はありません。ヤマトが取りに来るだけ。とても楽ちんです。

修理に出してから3、4日してiMacは返却されました。

そこに添えてあった診断書には、液晶ディスプレイを交換した旨と全体の診断テストを行ったと書いてありました。

Macに電源をつないで、ディスプレイを見て私はビックリ。残像が全くないです。Retina ディスプレイが新しいものに交換してもらって、購入当時と同じように鮮明な表示に元どおりです。私は飛び上がって喜びました。

「これでまた快適に iMacが使えるわ!」

Macが自然故障した場合はこの延長保証に入っていると基本的に保証の対象となり、追加の修理代金はかかりません。今回のディスプレイパネルを交換してもらっても無償の範囲内でした。AppleCareのおかげで、私はiMacを4年以上安定して使えています。

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まとめ:AppleCare+ は購入時に買っておくと良い。購入後30日以内ならまだ間に合う。

以上、私の体験談をお伝えしました。

iMacに付属する周辺機器やディスプレイの交換といったハードウェア保証、そしてOSアップグレード時に生じた電話サポートなどを、購入から3年間の間に経験しました。

振り返ると、私はAppleCare for Macの代金以上のものをサポートしてもらったなぁというのが実感です。AppleCareの代金は iMacの場合2万円ちょっとです。明らかにそれ以上のことをAppleのサポートにしてもらっていると私は感じています。

電話サポートなんて、Appleの上級スペシャリストを3時間も拘束して無償の範囲内だなんて、私の常識ではありえないです。(ちなみにAppleCare有償インシデントサポートは1回3,000円です)

これまで「AppleCare for Mac」という保証サービスがありましたが、新サービス「AppleCare+ for Mac」ではさらに、落下や水濡れなど、過失や事故による損傷も保証してくれるようになりました。

過失や事故の損傷は、画面または外部筐体の損傷は1回につき11,800円、そのほかの損傷は1回につき33,800円のサービス料で保証してくれます。なお過失や事故の損傷の保証は、3年間のうち2回まで受けることができます。

Appleに限らず、他のメーカーのパソコンの修理代金というのは案外高いものです。このサービス料ポッキリで修理してくれるのはありがたいです。

振り返って思うのは、AppleCareで対応してくださったスペシャリストはみなさん親切でした。こちらが困っていることをちゃんと聞いてくれ、気分良く接してくれました。なので、私はAppleの方々にとても感謝したい気持ちです。

私はAppleと10年以上お使いしていますが、Appleのサポートは一流だと感じます。

次回私がデスクトップ型Macやノート型Macを購入するとしたら、必ずAppleCare+ for Macを買うつもりです。そうすればハードウェアのトラブルも、ソフトウェアの困ったことも、3年間は確実にAppleが保証してくれます。

もちろんトラブルがなかったら、AppleCare+ for Macの料金は意味がなくなります。いわば掛け捨ての保険料です。でもトラブルがあるかないかなんてわからないですよね。「3年間、Macきっちり動いて欲しい」という私の要求に答えてくれるのがAppleCare+ for Macです。

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AppleCare+ for Macは購入から30日以内購入する必要があります。30日間考える猶予がありますが、私たちは忙しいので購入から30日という期限をしばしば忘れがちです。Appleは外資系企業なので契約にはうるさく、30日を過ぎたら加入をきっぱり断られます。

うっかり購入期限をすぎてしまうことを防ぐためにも、AppleCare+ for Macは初めから購入するのがおすすめです。

Macを購入する方は、デスクトップ型でもノート型でもAppleCare+ for Macに加入するといいですよ。

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2024年5月4日
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