写真/ビデオ用プリンタ「LifePrint」が2016年11月3日より発売されました。
このLifeprintを使えば、iPhoneの動画や写真をプリントできます。プリンタは小ぶりなので、どこにでも持ち運びできます。
プリンタから出てくる写真は、一見普通の写真です。チェキみたいな小さな写真です。
しかし、この写真には何らかの識別信号のようなものが埋め込まれています。iPhone のLifeprintアプリで写真を見ると、驚くことに写真が動画に変わって再生されるのです!
目次
モバイルプリンター「Lifeprint」を開封し、設置アップする
では、実際にLifeprintを使ってみましょー!
プリンタの大きさは iPhone 7 Plus程度です。
充電は micro USBケーブルで行います。
本体には、専用紙10枚が同梱されています。
この専用紙には、指紋をつけないようにしてセットアップします。白いほうが上向き(青いバーコードの入った紙が下向き)です。
電源ボタンは本体の側面についています。電源ボタンを長押しすると起動します。
iPhoneの設定からBluetoothを選択すれば、プリンタと繋がるようになります。
Lifeprintで動画を印刷する
Lifeprintは、動画や写真を印刷することができます。iPhone 6s や 7 で撮影できる LivePhotos でも大丈夫です。
今回私は先日訪れたカナダ、オンタリオ州にあるナイアガラの滝のビデオ映像を用意しました。
Lifeprintのアプリを起動するとアカウントの作成、あるいはFacebookでのログインを求められます。
印刷するビデオは15秒に収める必要があります。長い場合はトリムします(短く切ります)。
カバー写真を選択します。カバー写真が写真として印刷されますので、慎重に選びます。
カバー写真は、Bluetoothを経由してプリンタに出力されます。30秒程度で1枚の写真が印刷されます。この写真はZink Imaging開発のZiINK Zero Ink Printing技術を採用しています。専用の紙で、さらにシールとして簡単に貼り付けることができます。
一見、普通の滝のプリントです。(ただしLifeprintのアイコンが付きます。)
しかし、Lifeprintのアプリを通して写真を見ると、船から撮影したダイナミックな映像が流れます。すげー!
これを「Hyperphoto」とメーカー側は呼んでいます。
Lifeprintを試した感想
アプリを使ってHyperphotoを覗き見すると、動画が見れるというのはすごく面白いアイデアです。
Lifeprintは小さく軽く作られているので、持ち運びにも便利。モバイルプリンタと呼ぶにふさわしいです。
このLifeprintは、ソーシャルでの展開も視野に入れています。ログイン時にFacebookのアカウントが使えるように、このLifeprintの画像をFacebookやInstagram、Twitter に展開することができます。
全体を通して、Lifeprintを使えばとても簡単にAR動画であるHyperphotoを作成し、印刷することができました。
私の小学生と幼稚園の息子にHyperphotoを見せてみたら、「一体どういうこと?!」と驚いていましたよw 子どもでなくてもびっくりします。
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Lifeprintで写真を印刷する
Lifeprintでは、普通の静止画も印刷することができます。
今回私の書斎にある iMac を撮影してみました。
Lifeprintのアプリは、一般的な画像処理・加工ができます。いくつかご紹介しますね。
字を埋め込むこともできます。
フレームを入れたり・・・。
エフェクトをつけたり・・・。
字を入れたりできます。 印刷してみました。写真がでてきましたー!
写真って、デジタルデータもいいけど、こうやって焼いてあるのも味があっていいですよね。
シール状になっています。
ペタッと貼り付けて見ましたw
モバイルプリンタ「Lifeprint」はどこで買えるの?
Lifeprintは、Apple 公式サイト、Apple Store、lifeprintphotos.jpで購入できます。価格は¥15,800 (税別)です。
年内はApple限定です。ぜひこの面白いプリンタを見てみてください。
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なおLifeprintのスペックは下記の通りです。
販売価格 端末 15,800円(税別)
サイズ 127 × 76 × 25mm
重さ 200g
写真サイズ 50mm × 76mm
カラー ブラック、ホワイト
専用紙 zink
最大装填枚数 10枚
印刷時間 30秒/枚
専用紙(30枚) 2,700円(税別)
専用紙(110枚) 6,000円(税別)
インク 不要
AR 専用アプリにて起動
アプリ iOSと Androidで提供 (ただしAndroid版は2017年1月公開予定)
バッテリー 1時間でフルチャージ
フルチャージで30枚印刷