いま iPhone SEが大変な人気です。iPhone SEが発売されたのは2016年3月31日のこと。いらい、大変な品不足が続いております。iPhone SEはApple Storeには、入荷してもすぐに売り切れてしまいます。
iPhone SEは、米国では399USDからで販売されております。日本では47,800円からです。格安スマホとはいえませんが、他のiPhone (iPhone 6や6s、Plus)にくらべてたいへん買いやすい値段です。
iPhone SEは低価格なiPhoneという位置づけです。
この低価格iPhoneの源流は、iPhone 5cに求めることができます。この記事では iPhone 5cの魅力について触れるとともに、iPhone 5cを安く買う方法についてご紹介します。
iPhone 5cの魅力について
iPhone 5cは2013年9月、iPhone 5sとともに発売されました。
iPhone 5cの最大の魅力はそのカラフルな色です。ブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトの5色で展開されました。
ボディはポリカーボネート製。安っぽいプラスチックとはいえません。硬化なプラスチックでまるで陶器を思わせます。
現状、私はメインを iPhone 6sで使っています。そのサブとしてiPhone 5cを使っています。私はこのiPhone 5cを愛用しているのです。
ただ、iPhone 5cはAppleの販売の面では期待された程ではなかったかもしれません。iPhone 5sに比べてiPhone 5cはあまり人気ではありませんでした。
人気がなかった理由はいくつかあります。
- CPUがA6チップ。前モデルのiPhone 5と一緒だった。
- 価格が549USD。iPhone 5s が649USDであり、100USD安いだけ
- 16GB、32GBモデルのみ(一部の国では8GBも)。64GBモデルがなかった。
- タッチID が未搭載
- iPhone 5sに比べてiPhone 5cは20g重い。
2013年、2014年ごろ、多くの人がiPhone 5cよりもiPhone 5sを選んだはずです。日本では分割払いでiPhoneを購入する人が多く、支払額が全然変わらないからです。
iPhone 5cに対する最大の批判は、タッチIDではないでしょうか。スマートフォンはたくさんの個人情報を抱えています。そのような状況下で、iPhone 5sのタッチIDはすばらしいソリューションでした。
だから、iPhone 5sは名機といってよいでしょう。スマートフォンの歴史の中で、存在感を発揮しております。残念ながら、我がiPhone 5cは名機と呼ぶことはできません。
そして、その不人気だった理由をトコトンつぶしてきたのが iPhone SEです。2年半前のiPhone 5cの弱点の克服が、現在のiPhone SEのヒットにつながっていると思います。
iPhone 5cのカラーと手触り感は唯一無二!
しかし、iPhone 5cには大きな魅力があります。それはボディの色。そして手触り感です。
私は iPhone 5cのイエローを使っています。すごく可愛い色なんですよ。そして iPhone 5cのボディ。手に馴染むのです。
iPhone 5cを手にとって見れば、実に使いやすいデザインであることがわかります。陶器のような硬いポリカーボネートで覆われたボディは片手で操作しやすいのです。
Appleのデザイナーたちがやりたかったことをこの製品を通じて伝わってくるのです。これはiPhone 5cを使ってみればすぐに分かります。
iPhone 5cが大幅値下げされている!
さてこのiPhone 5cですが、iPhone SE登場後とても安い値段で売られています。
中古のiPhone 5cの相場は、au・SB版が1万円前後、ドコモ版が1.5万円前後です。
国内の主だった中古系通販ショップを列挙します。
上記のショップの中で、一番安いのはノジマオンラインです。ジャンクのiPhone 5cは5000円で売られています。
新品のiPhone 5cはAmazonが安い。
なかには「中古のiPhoneはどうも・・・」という抵抗感のある方もいらっしゃることでしょう。
そのような方は、ぜひAmazonをご覧になってみてください。新品iPhone 5cの白ロムが、安価で転がっています。
たとえば下記は、「SoftBank版 iPhone 5c 32GB ピンクの白ロム」です。このお品が新品で23,000円 (+送料515円)というのは、納得できるプライスです。
auだとちょっとお高くなりますが、「au版iPhone 5c 32GB イエローの白ロム」が、28,000円で出ています。
ただiPhone SE 16GBが47,800円(消費税込で51,624円)なので、あまりお高い白ロムはオススメできかねます。あくまでコレクションなので。
iPhone 5cは、Appleの製品史上、かなり尖った製品と言えると思います。それ故に短命でした。
ある意味レアなiPhone 5cが、いまやちょっとしたお小遣いでかえるので、Appleファンはぜひ入手なさってください。