ついにこの日をまっていましたよ!!
Appleが2015年12月9日、「Lightning – SDカードカメラリーダー」のマイナーアップデート版を発売しました。同日、iOS 9.2がリリースされ、新旧の「Lightning – SDカードカメラリーダー」がついにiPhone対応となりました。この安価な周辺機器があればSDカードにあるJPEGファイルやRAWファイルがiPhoneに転送できます。
これまでは「Lightning – SDカードカメラリーダー」に対応するのはiPadしかありませんでした。しかし、iOS 9.2からはiPhoneにも対応。しかしもLightningコネクタを備えたiPhoneはすべてが対応するというからうれしいじゃあ~りませんか!
いま iPhone は128GBもの大容量ストレージを備えています。こちらのストレージに画像データ、ビデオデータなどを「Lightning – SDカードカメラリーダー」を経由してガンガンいれていけばいいのです。
そして取り入れた写真は iCloud フォトライブラリを使用したり、あるいはフォトストリームを利用してクラウドにアップします。
「デジカメ写真を管理するのに、iPad や パソコンはもう要らない。iPhoneとLightning – SDカードカメラリーダーがあればいい。」
そのように考えるiPhoneユーザは決して少なくないと思います。とくに若い世代でデジタル一眼レフカメラなどを日ごろから外出先で使いこなしているユーザほどそう思うんじゃないかな、と感じています。
私はこれまで Eye-Fi を利用して、リコーのデジタルカメラ「GR」からiPhoneに飛ばしていました。(「GR」はEye-Fiに標準で対応しています。)しかし、Eye-Fi のアプリの出来があまりよくないんです。私が使っているアプリはもう半年以上アップデートすらされておりません。見捨てられたアプリです。
本日を境にして、もうEye-Fi を私は使いません。GRで撮影した写真はこの「Lightning – SDカードカメラリーダー」ですぐにiPhoneに取り込めるのですから。
iPhone のカメラは約28mmの短焦点レンズを備えています。とても高性能なカメラですが、望遠の撮影などは向いていません。依然としてデジカメは必要です。デジカメでしか表現できない写真を iPhone で楽しむのにもっとも優れた周辺機器がこの「Lightning – SDカードカメラリーダー」といって差し支えないでしょう。
デジカメの写真をiPhoneに取り込んだら、すぐにiCloud 共有で家族とシェアしたり、あるいはiMessageで友達に送ったりできます。あるいはAirDropでまわりのiPhoneユーザと共有できます。またSNSをやっているひとは、フェースブックやツイッターに投稿できます。
iPhoneの写真はiCloud経由でかんたんに Mac の写真.appと同期してくれます。そして追い込みたい写真のみ、アドビのLightroomに取り込んで現像すればいいでしょう。Lightroomは依然として優れた現像アプリです。
iPhoneは64GB以上のストレージのものを購入するとよいでしょうね。「Lightning – SDカードカメラリーダー」で写真をiPhoneに取り込むという新しいワークフローが生まれます。