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ビブラムファイブフィンガーズのレビュー
ビブラムファイブフィンガーズを履きだして、7日間経ちました。
この履きこごち、ヤバい。足裏の疲労が心地良く感じられます。本エントリーは、ビブラムファイブフィンガーズの最初の7日間の使用レポートです。
発端〜足裏センサーの大切さ
発端は、「足裏にあるセンサーを鍛える必要がいいんじゃないか」と考えたこと。土曜日の昼下がり、裸足で公園の芝生を歩いてみてそのように直感したのです。
足裏の大事さをジムの場で教えてくれたのがNESTA パーソナルフィットネストレーナーの福田一史トレーナーでした。
・開成高校、東京大学工学部出身。
・2010年にティップネス明大前にて活動開始。
・現在は、ジムスタッフ、レッスンインストラクター、パーソナルトレーナーとして活動。
・少年時より合気道、大学在学中より空手発祥の武道「躰道(たいどう)」を修練。
・現在は、躰道の選手兼指導者として活動。
・2009年より、東京大学運動会躰道部コーチとして指導にあたる。
・2011年には、全日本躰道選手権大会にて団体実戦競技第3位。
福田トレーナーとの1対1のトレーニングセッションの際、姿勢改善のために必要な3つの方法を教えていただきました。
体幹を引き締めて、姿勢を改善するための3つの方法
人間の体には軸があります。体幹を鍛えることで姿勢が改善します。そうするで軸を整えることができます。福田トレーナーに、以下の3つの方法を提案されました。
- テニスボールやソフトボールなどを用いた足裏全体、指の付け根、かかとのマッサージ
- ストレッチポールを用いた太もも(ハムストリング)のマッサージ
- 体育座りから体全体を後ろに倒して足を水平にする、腹直筋と大殿筋を鍛えるトレーニング
この中の1つ目「足裏マッサージ方法」のトレーニングのさいに、福田トレーナーから昔の日本人の足裏がいかに発達していたかを雑談的に教えていただきました。
そのセッション中のことが今になって急に脳裏によみがえってきたのです。
そういえば、よくランナーの間で「ベアフットラン」ということがささやかれます。裸足ランニングのことです。裸足で走ることに魅力を感じている人がいます。あるいは相撲の世界でも「足裏で砂をつかむ」などと表現されるそうです。
カンフォタブルな高性能スニーカー「New Balance M990」もいい。しかしカンフォートゾーンから抜け出して足を鍛えるような履物を履かねばならぬのではないか。
そんなことを考えていて、裸足感覚で履けるビブラムファイブフィンガーズに思いが至ったというわけなのです。
購入したビブラムファイブフィンガーズの使用感
大きめのスポーツ用品店にて、ビブラムファイブフィンガーズを三足買いました。
ビブラムファイブフィンガーズにはいくつかの種類があります。それぞれ目的があってラインナップされております。
私が購入したのはランニング目的の SEEYA (LS)、フィットネス目的のBIKIKA 、そしてトレッキングからランニング、フィットネスまで幅広い目的のTREKSPORTの三足です。
いずれも通勤からオフィスでの使用のレポートです。
SEEYA (LS)の使用感
ビブラムファイブフィンガーズ SEEYA (LS)を3日間履きました。
SEEYA (LS)・BIKIKA (LS)・TREKSPORTの中で最も薄いです。
製品 | サイズ 重さ |
SEEYA LS | M43 143g(片方) |
LS Black | M42 184g(片方) |
TREKSPORT | M42 184g(片方) |
サイズが一致していませんが、だいたいの傾向はつかめると思います。
SEEYA (LS)は、 ソールの重さを極限まで軽くすることで裸足感覚により近くなったミニマリストのための新しい5本指シューズです。上部は通気性の良い薄いメッシュで、靴ひも部分はやや厚めのベロが心地よくフィットします。
解説通り、SEEYA (LS)は、薄さを感じます。実に心地よい。
BIKILA (LS)の使用感
ビブラム ファイブフィンガーズ BIKILA LSを2日間履きました。
BIKILA (LS)はSEEYA (LS)と似ていますが、ざっと40gほど重たいです。その分しっかりした作りと言えます。
BIKILA (LS)はランナーに大人気のBIKILAを幅広や甲高の足にもぴったりフィットさせるために作られた5本指シューズです。基本的な構造はBIKILAと同じだが、アッパーの部分をあつく矢ら若く、調整可能なゴム紐を用いました。またクイックレーシングシステムを用いることにより、一瞬で干物調整ができるのも大きな特徴の一つです。
製品ラインナップ上は、SEEYA (LS)がBIKIKA (LS)の上という位置づけのようですが、実質的には変わりないと私は感じました。
TREKSPORTの使用感
ビブラム ファイブフィンガーズ TREKSPORTを2日間履きました。
SEEYA (LS)、BIKILA (LS)とくらべて、TREKSPORTはかなりしっかりした作りになっています。
SEEYA (LS)、BIKILA (LS)が地面のごつごつした感じをダイレクトに足裏に伝えるのに対して、TREKSPORTは足裏を保護するにソールがしっかりしています。
TREKSPORTはあらゆるスポーツに対応したKSOを山登りやトレイルランニングなどオフロード専用に作られました。ソールはあらゆる表面の摩擦などに耐えられるよう厚めの8mmで滑りにくく、運動機能性も重視し、アッパーの部分の通気性をよくしました。トレッキングやトレイルランニングだけでなく、ロッククライミングなどの激しいアウトドアスポーツにも対応します。
私が試したのは自宅からオフィスまでのコンクリートの上だけです。これを履いて山に行ってみたいと思いました。
結論:ビブラムファイブフィンガーズとの7日間
SEEYA (LS)・BIKIKA (LS)・TREKSPORTを試して、プロダクトのラインナップが細かく分かれている訳がわかりました。それぞれ微妙に使用感が異なります。
私たちの利用シーンで最も多いと思われるのが、ウォーキング、ランニングだと思います。この目的であればSEEYA (LS)・BIKIKA (LS)がいいでしょう。
たほう、山に行ったりするのであればTREKSPORTがよいだろうと感じました。TREKSPORTは作りが頑丈です。
とはいえ、普通のタウンユースにおいて、どのビブラムファイブフィンガーズを選んでもきっちり5本指が分かれくれます。だから、どれを選んでもべつにあまり変わらないのではないかという印象です。
私はいずれも気に入っていますが、SEEYA (LS)の薄さにいまは魅力を感じています。ソックスを履いて使用していますが、もう一つゲットしてソックスなしで素足で履いてみたいという衝動にかられていますよ(笑)
オフィスにてスーツにビブラムファイブフィンガーズをあわせている写真↓↓↓
ビブラムファイブフィンガーズ、気に入りました。こいつを履き倒して、足裏をもっと刺激したいと思っています。
【追記】ビブラムファイブフィンガーズ、使用レポート
ビブラムファイブフィンガーズを使用して、半年、1年後のレポートは下記です。ぜひご覧ください。
- ビブラム ファイブフィンガーズ TREKSPORT を Amazon でみてみる
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