Appleの前CEOスティーブ・ジョブズ氏がディズニー・レジェンドを受賞することになりました!
今年8月10日、アナハイム・コンベンションセンターのD23エキスポ2013において授賞式が行われるとのこと。
ディズニーレジェンドは、1987年に創設されすでに26年もの伝統がありますが、ディズニーに大いなる遺産に貢献した人に与えられる栄誉ある賞です。受賞者はディズニーレジェンドのブロンズ像を受け取り、手形のセレモニーに参加します。その手形はディズニー本社(場所:バーバンク)で飾られることになります。
ディズニーレジェンドを過去に受賞したのはティム・アレン、ロビン・ウィリアムズ、ジュリー・アンドリュース、ハワード・アシュマン、アネット・フニチェロ(ミッキーマウスクラブのメンバー)、スティーブ・マーティン、ディック・バン・ダイクなどなど錚々たる面々です。日本でいうと高橋政知が受賞者で、オリエンタルランド社長として東京ディズニーランド建設のために貢献しました。
Appleの前CEOスティーブ・ジョブズがディズニー・レジェンドを受賞することになったわけですが、D23のサイトには次のような紹介記事が書かれています。
「スティーブ・ジョブズはAppleの創設者としてコンシューマーエレクトロニクスの世界を変えました。イノベーションを求める先見的な姿勢や傾倒により世界中の人々の知るところです。彼はピクサーの初期の投資家であり、また最高責任者でした。2006年にディズニー社がピクサーアニメーションスタジオを買収したとき、一夜にしてウォルトディズニーカンパニーの最大の筆頭株主となりました。同年、ディズニーの取締役会に参画し、2011年に逝去するまで同社にとって頼りになる取締役でありアドバイザーでした。」
(The 2013 Disney Legends Award Honorees | D23.comより引用 翻訳は筆者による)
スティーブ・ジョブズ氏のピクサーは「トイ・ストーリ−」や「バグズライフ」、「ファインディング・ニモ」、「カーズ」などの大ヒットを飛ばし続けています。出す作品はほとんどがヒット。すばらしい会社ですよね。この夏、日本では「モンスターズユニーバーシティ」という「モンスターズインク」の続編が公開されました。私はもう前売り券を買っています!
「メリダとおそろしの森」では映画のエンドクレジットにて、「パートナーであり、メンター(恩師)であり、そして友人であるスティーブ・ジョブズに捧げます」という表示がされたのをご記憶の方もおおいでしょう。ひょっとしたらこの映画の最も感動的な部分だったかもしれません。
(via: Steve Jobs, Billy Crystal to Receive Disney Legends Awards – The Hollywood Reporter)