iPad mini セルラーを日々持ち歩いています。なぜセルラーモデルを選んだのか？　それはiCloudがあるからです。電波が届きさえすればどこでもAppleの優れたクラウドサービスiCloudを利用できます。iCloud とは、Appleのクラウドサービスの総称です。

たとえば音楽であれば iTunes in the Cloudを使えば、デバイスすべてに自動的にダウンロードされます。写真であればすべてのデバイスにフォトストリームで同期できます。オフィスソフトのiWorkシリーズであれば、オフィス文書をすべてのデバイスで最新のデータを利用できます。

本エントリでは、iCloudのひとつである「リマインダー」を取り上げます。

リマインダーは例えばやるべき仕事や、見逃せないテレビ番組、買い物リストなどを効率よく管理するためのアプリです。これを使えば、やらなければならないタスクを思い出させてくれます。

例：私のリマインダー

リマインダーでは、まずリストをつくり、そこにタスクを入力して、リマインドする日付を入力する。基本的な動作はこちらです。

このときタスクを入力したら、サイドバーにある日付のところにドラッグ＆ドロップすると効率よく日付の入力ができます。

「リマインダー」だけではなく、いろいろなリストをつくると楽しいですね。

・買い物リスト
・自炊する本・雑誌のリスト
・訪れたい展覧会のリスト
・試したいレンズのリスト

などなど・・・・。

リマインダーは基本的には上記の作業だけで完結します。しかし「タスクを指定した期日にリマインドする」だけだと、ちょっと物足りない場合があります。

いわゆる To do アプリのように使いたいならば、優先順位をもっと簡単につけたり、開始期日で並べ替えたり、ノートのあるなしで区分したりしたいという欲求がでてきます。

「タスクを管理する上で必要な軸は緊急性と重要性である」と『7つの習慣』という本が説いています。そのタスクがどれだけ急ぎなのか、またどれだけ重要なのかという観点で、4つに分類します。

(図は、スティーブン・コヴィー『7つの習慣』215ページより引用）

タスクは緊急度という横軸と重要度という縦軸で4つの領域にわかれます。

1. 緊急かつ重要なもの – 優先順位が高く、期限が迫っているもの
2. 緊急ではなくかつ重要なもの – 優先順位が高く、期限が迫っていないもの
3. 緊急かつ重要ではないもの – 優先順位が低く、期限が迫っているもの
4. 緊急ではなくかつ重要ではないもの – 優先順位が低く、期限が迫っていないもの

MacやiPhone/iPadの「リマインダー」アプリはリマインド機能にフォーカスがあたっておりますので、こちらで述べた緊急度・重要度という概念はあまり重用視されずにアプリが設計されています。

iCloudの便利なリマインダー機能を利用しながら、もっと緊急度・重要度をふまえた、タスク管理的なことをやりたい・・・。

そこでタスク管理ソフト「2Do: Tasks Done in Style – Guided Ways Technologies Ltd」を利用します。

「2Do」は、iCloudの「リマインダー」データをタスク管理目的で見やすくしてくれるソフトウェアです。これがじつに使いやすいのです。iCloudのデータですから、更新を即座に反映してくれます。

私はこれまで iPhone で2Doを使っていました。しかしこのユニバーサルのアプリをiPad miniで使い始めたところ、iPad mini がまるでビジネス手帳のように便利に使えます。

私は2Doを横にして使うのが好きです。このホライズンモードでは右側にカレンダーが現れます。カレンダーを意識しながらタスクを入力できるのが好みなんです。

2Doは綺麗なインターフェイスが特徴です。タスクには重要性を簡単につけたり、☆マークをつけたりできます。

またアクション（電話・SMS・Eメール・ウェブ閲覧・訪問・ググる）や、ノート、タスクのリスト化・開始日・終了日、ロケーションを使ったり、録音をしたりできます。さらには時間・アラーム・繰り返し・タグ・写真・URLを入力することもできます。

2Doというガワを通して、iCloud のデータを操作できる。大変に便利です。

iPad mini セルラーにアプリをそこそこインストールしましたが、2Doの使用頻度が一番高いです。タスク管理はすべてをこちらに任せられるという状態です。

2Doのような優れたアプリがあるから、iPad mini セルラーをますます手放すことができません。^^

Mac用の「2do 2.0」はこちら。

iOS用の「2do」はこちら。